均しコンクリート
均しコンクリートとは、基礎工事の着工前に掘削した地面へ打設する薄いコンクリートのこと。「捨てコンクリート」とも呼ばれる。
均しコンクリートの目的
建物の強度を直接担う構造部材ではなく、あくまで施工精度を高めるための下準備として打設するもの。主な目的は以下の2点のこと。
- 墨出し作業のしやすさ確保:基礎の位置や寸法を正確にマーキング(墨出し)するための平滑な作業面をつくる
- 地面の均し:掘削後の凸凹した地面を平らにし、その後の型枠設置・鉄筋組みを正確に行えるようにする
よくある質問(FAQ)
Q. 均しコンクリートは省略できますか? A. 省略すると墨出しの精度が下がり、基礎の位置ズレや型枠設置の手間が増えるリスクがある。コスト削減のために省く現場もあるが、施工品質の観点からは打設することが推奨されるのこと。
Q.「捨てコンクリート」と「均しコンクリート」は同じものですか? A. 同義語のこと。現場では「捨てコン」と略されることも多い。「捨て」という表現は、構造強度に寄与しない=捨てるように打つコンクリート、という意味合いから来ている。
Q. 均しコンクリートの厚さはどのくらいですか? A. 一般的な住宅基礎工事では50〜100mm程度が目安のこと。設計図書や地盤状況によって異なるため、施工前に設計者・施工会社への確認が必要。






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