目張り
工事・工法
2024.03.05
(最終更新日:2026.03.12)
目張りとは、建築現場において下地や建築部材の隙間・継ぎ目を、紙やテープを用いてふさぐ作業のこと。 日常的には「物の隙間をふさぐ」という意味で使われる言葉だが、塗装工事では主に養生作業の一環として行われ、塗料の浸入や飛散による仕上がり不良・汚染を防ぐ重要な工程だ。
塗装工事における目張りの役割
目張りが必要とされる主な場面は以下の通りだ。
- サッシ・窓枠・ドア周りなどの建具と外壁の隙間をふさぎ、塗料の回り込みを防ぐ
- 外壁パネルの継ぎ目・目地部分に養生テープを貼り、塗料の浸入を防止する
- 換気口・エアコン配管周りなど塗装が不要な箇所をふさぎ、塗料による汚染を防ぐ
- 仕上がりの境界線をシャープに保つことで、塗装品質の向上につながる
目張りに使われる主な材料
| 材料 | 特徴・用途 |
|---|---|
| マスキングテープ | 細部・境界線の養生に使用。剥がしやすく跡が残りにくい |
| 養生テープ | 広い面積の養生に対応。粘着力が強く風などに強い |
| 養生紙(マスカー) | テープと紙が一体化したもの。広範囲を素早く覆える |
| コーキング材 | 隙間充填を目的とした目張りに使用 |
よくある質問(FAQ)
Q. 目張りはいつ行うのか?
塗装工事における目張りは、高圧洗浄・下地処理が完了した後、実際の塗装作業が始まる前に行うのが基本だ。塗装完了後には速やかに撤去し、仕上がり面を傷めないよう注意が必要だ。
Q. 目張りと養生の違いは何か?
「養生」とは塗装箇所以外を保護する作業全般を指す広い概念であり、「目張り」はその中でも隙間や継ぎ目をふさぐ具体的な作業を指す。目張りは養生の一工程と理解するとわかりやすい。
Q. 目張りが不十分だとどうなるのか?
目張りが不十分な場合、塗料の浸入・回り込みによる仕上がり不良や、塗装不要な箇所への汚染・塗料付着が発生するリスクがある。丁寧な目張りは、仕上がり品質と施主満足度に直結する重要な作業だ。
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