大成パルコン
工事・工法
2024.08.02
大成パルコンとは、1969年に大成建設ハウジング株式会社が販売を始めたPCパネルを現場で接合する壁式鉄筋コンクリート造の戸建て住宅のこと。
大成パルコンは地震、風、水害、火災などの災害に対する耐性や遮音性、耐久性、環境にやさしい構造など、高い性能を備えた住宅として評価されている。
大型のコンクリートパネルで強固な接合技術により、床・壁・天井を一体化することによりゆがみが少なく建物の揺れを最小限に抑えることができる。例えば、マグニチュード9.0を記録した東日本大震災の際、津波浸水地区に立っていた大成パルコンはすべてが津波に耐えて流失しなかった。
一方、価格が高いことがデメリットとして挙げられる。
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