絶縁工法
防水工事の施工方法の一種。
下地や既存の防水層上に連続した空気層を設けるために、部分的に接着させて新しい防水層を構成する工法のこと。
絶縁工法の目的は、下地材内部や下地と既存防水層の間の水分の水蒸気圧によって、新規防水層の膨れや剥離を防止することができる。入り込んでいた水分は、新しい防水層裏の空気層を通って、設置された脱気塔から排気される。更に、新規防水層上の雨水は、既存ドレンの上に改修用ドレンを被せて排水する。
公共工事では「X-1工法」、民間工事では「通気緩衝工法」「絶縁工法」とも呼ばれる。
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