平滑下地へ水性塗料の施工によるムラ

不具合塗装工事・工法 塗装の現場から 2022.08.09 (最終更新日:2023.11.10)

見切り箇所まで一気に塗装をせず、乾燥直後に部分的に塗り重なった部分が段差となり、光の当たり方で「ムラ」「色ムラ」を生じる現象。水性塗料特有の現象であり、乾燥直後であっても水に溶けあわずに上に重なってしまうことで発生する。溶剤塗料の場合、塗り重なった塗料の溶剤で下の溶剤系塗膜の表面が溶けるため、一体化してなだらかな面になりムラになりにくい。
特に凹凸がない平滑面や足場板の位置で帯状に発生しやすく、後者を足場ムラとも呼ぶ。

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