立ち上がり
付帯部
2024.03.05
(最終更新日:2026.04.16)
立ち上がりとは、水平面(床面・平場)から垂直または垂直に近い角度で立ち上がっている部分のこと。建築・防水工事の分野で広く使われる用語のこと。
防水工事における立ち上がりの役割
屋上・ベランダ・バルコニーなどの防水工事では、床面(平場)だけでなく、その周囲の壁面にも防水層を延長して施工する必要がある。この床面から立ち上がった壁面部分を「立ち上がり」と呼ぶのこと。
立ち上がり部への防水施工が不十分だと、平場と壁の接合部(入隅)から雨水が浸入し、雨漏りや下地劣化につながるリスクがある。
立ち上がりが設けられる主な箇所
- 屋上の周囲壁(パラペット):屋上防水の端部を保護する
- ベランダ・バルコニーの腰壁内側:外側に面した壁の防水立ち上がり部
- 開口部周辺・ドレン周辺:水がたまりやすい箇所の防水端部処理
Q. 立ち上がり部の防水はなぜ重要ですか? A. 平場と立ち上がりの接合部(入隅)は応力が集中しやすく、防水層が裂けやすい箇所のこと。ここの施工が不十分だと、平場の防水がしっかりしていても雨漏りが発生する原因になる。
Q. 立ち上がりの防水劣化はどこで確認できますか? A. 防水層の端部(立ち上がりのトップ部分)のめくれ・ふくれ・ひび割れが主なチェックポイントのこと。特に紫外線が当たりやすい南面や、ドレン(排水口)周辺は劣化が進みやすいため重点的に確認することが推奨される。
Q. 立ち上がり部の防水はどのくらいの頻度でメンテナンスが必要ですか? A. 使用する防水材の種類によって異なるが、ウレタン防水の場合はトップコートの塗り替えが約5年ごと、防水層の全面改修が約10〜15年ごとを目安にするのこと。立ち上がり部は平場より劣化が早い傾向があるため、定期点検での優先確認が推奨される。






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