膨張収縮
建材
2024.04.09
膨張収縮とは、温度変化によって物体の体積が増加したり減少したりする現象のこと。
一般的に温度が上がると体積は増加し(膨張)、温度が下がると体積は減少する(収縮)。
この躯体の膨張収縮の挙動により、コンクリートなど躯体自体から塗膜までひび割れが発生。また躯体の挙動を緩衝するシーリング目地でも、上に塗装した下塗材が追従できずにひび割れ、上塗材も連鎖的にひび割れることでシーリング材が露出することがある。
そのため、躯体の膨張収縮による塗膜のひび割れを防止するため、下塗材・上塗材に弾性系塗料を使用したり、シーリング材を後打ちで無塗装にする等の対策が必要である。
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