くし形ゲージ

塗料 2024.03.05

くし形ゲージとは、塗料の膜厚を計測するウェット膜厚計の一つ。計測面がくし形になっており、未乾燥の塗膜に垂直に押し当てることで、くしが濡れた高さによってウエット膜厚を測定する。未乾燥の塗膜に膜厚計を押し込むため、破壊式の検査となる。
ウエット膜厚測定の目的は、現場での塗装膜厚管理として、規定のドライ膜厚を達成できるかを塗装直後のウエット膜厚に規定の測定数を行い固形分換算して評価する。ウエット膜厚の過不足に応じて塗装方法などを見直して規定のドライ膜厚を目指す。特に、膜厚が規定されている錆止め塗料の塗装で実施されることが多い。

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