弾性リシン仕上げ

塗料塗装工事・工法 塗装の現場から 2022.05.23 (最終更新日:2023.11.09)

弾性リシン仕上げとは、モルタルや三十板外壁の表面が砂を吹いたようなザラザラとした表面の仕上がりとなる「樹脂リシン」の弾性タイプを指す。
弾性リシン仕上げは、アクリルゴム系の弾性樹脂に着色顔料、 寒水石骨材やゴムチップを混ぜ込んだ塗料をリシンガンで吹付けて砂壁状に仕上げる。また「弾性」と呼んでいるが、JIS A 6909 建築用仕上塗材の規格では、可とう性仕上塗材に属し、下地のひび割れ追従は期待できず、シーリング目地の挙動への追従に重きをなしているため、窯業系サイディング外壁の大壁工法などに採用される場合が多い。

アステックペイント製品では、弾性リシン仕上げに対して下塗り材製品を使用できる。
チョーキングが発生している場合:エピテックフィラーAEⅡホワイトフィラーAⅡなど
・仕上材が激しく劣化している場合:エポパワーシーラー+エピテックフィラーAEⅡなど
旧塗膜がフッ素、無機の場合: プレミアムSSシーラープライマー
旧塗膜が光触媒の場合: プレミアムSSシーラープライマー(白のみ)

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