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フィラー

塗料 2022.04.18 (最終更新日:2026.09.25)
塗料缶

フィラーとは、下地表面の凹凸・段差・微細なひび割れを埋めて平滑に整える下地調整材の総称のこと。 英語の「filler(充填材・目止め材)」が語源で、外壁塗装では主に下塗り材として使う。


フィラーの主な種類

種類主な用途素材
セメントフィラー新設コンクリートの巣穴や型枠の段差を補修・平滑化するセメント系
樹脂フィラー改修工事での微細なひび割れの補修や、既存塗膜の模様の調整エマルション(水性)樹脂+微細な骨材
微弾性フィラーひび割れへの追従性が必要な外壁改修樹脂に弾性を付与したもの

微弾性フィラーは、JIS A 6909で「可とう形改修用仕上塗材」に位置付けられている。


フィラーとシーラー・プライマーの違い

項目フィラーシーラー・プライマー
主な役割凹凸・ひび割れを埋めて平滑にする下地に浸透して固め、上塗りの密着を高める
下地への浸透ほぼしないする
塗膜の厚み厚い薄い

下地がもろくなっている場合は、先にシーラーやプライマーで浸透・固着させてから、フィラーを施工する。


フィラーが向いている下地

モルタル外壁、コンクリート外壁、ALC外壁など、表面に凹凸・巣穴・ヘアクラックが出やすい素材に使う。気泡の多いALCでは、フィラーでどれだけ気泡を埋められるかが仕上がりを左右する。

アステックペイントのフィラーには、エピテックフィラーAEⅡ、ホワイトフィラーAⅡがある。


よくある質問

Q. フィラーとシーラーはどう使い分けますか?
下地を固めて密着させたいときはシーラー、凹凸やひび割れを埋めて平らにしたいときはフィラーを使います。下地が弱い場合は、シーラーの後にフィラーを塗ります。

Q. 微弾性フィラーはどんな外壁に向いていますか?
ヘアクラックが出やすいモルタル外壁など、ひび割れへの追従性が求められる改修工事に向いています。

Q. ALC外壁にフィラーが必要なのはなぜですか?
ALCは表面に気泡が多く吸水しやすいため、フィラーで気泡を埋めないと、仕上がりのムラや塗膜の膨れにつながるからです。

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