仕上塗材
塗料
2022.05.20
(最終更新日:2024.10.02)
仕上塗材は、セメント、合成樹脂などの結合材、顔料、骨材などを主原料とし、テクスチャー(立体的な造形性をもつ模様)に仕上げる建築用の塗材のこと。
仕上塗材の模様例として、リシン・スタッコ・ゆず肌・スキン・吹付タイル・左官調が挙げられる。建築物の内外壁または天井を、吹付け、ローラー塗り、コテ塗りで仕上げる。塗料は膜厚が薄く、着色と耐候性が主目的であるが、仕上塗材は膜厚が厚く付くことから、テクスチャーの他に弾性(伸び)性能を付加して、コンクリート下地などのひび割れに追従するものもある。仕上塗材の塗替えにおいて、塗膜剥離やひび割れなどが発生している場合は、下地補修後に模様合わせを行い塗装する。
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