温冷繰り返し試験

塗料性能試験 2022.09.26 (最終更新日:2024.06.10)

温冷繰り返し試験とは、JIS A 6909建築用仕上塗材の試験項目の一つで、塗膜の耐久性を計る試験のこと。 建築物に使用される塗膜は、昼夜や季節などによる外気温の差や降雨などに耐える必要があるため、強制的に温度差を作り塗膜表面に異常がないかを確認する。

温冷繰り返し試験の手順は下記の通りである。
塗装した試験体を
①23±2℃の水中に18時間浸漬
②-20±2℃の恒温機で3時間冷却
③50±3℃の恒温機で3時間加熱 の24時間を1サイクルとし、10サイクル行った後に2時間静置させ、塗膜表面にひび割れ・剥離および膨れがなく、著しい変色および光沢低下がないことを目視で確認する試験である。

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