光触媒塗料
塗料
2022.05.20
(最終更新日:2023.11.13)
塗膜に光が当たることで成分の酸化チタンが有機物を分解するエネルギー(ラジカル)を放出し、接触した有機質の汚染物質を分解する防汚塗料のこと。なお屋外における防汚機能は、塗膜表面の親水性による効果の方が大きく、降雨で汚染物質を浮かして洗い流す。
なお酸化チタンには、塗料などの白顔料として用いるルチル型と光触媒塗料に用いるアナターゼ型がある。
アナターゼ型酸化チタンはすべての有機物を分解するため、一般的な樹脂は使用できず無機系の固着剤が用いられているが塗膜が固くなるため、ひび割れが発生するなど課題がある。
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