上塗材の透けによるエポキシ系下塗材の塗膜剥離

塗料不具合塗装 塗装の現場から 2022.07.11 (最終更新日:2023.11.10)

塗装後の剥離現象の一つで、特に屋根で発生しやすい不具合現象。
上塗材の透けている箇所の下塗材(エポキシ系)に紫外線が当たることで、塗装後1~2年程度で下塗材のチョーキングが発生し、界面に近い箇所で凝集破断が発生する不具合現象。ローラー塗りでは、下地表面の細かい凹凸の凸部が透けていることで発生しやすい傾向がある。
現場での予防方法は、透けない様に塗装を行い、乾燥後に透けがあるかを確認し、透けている場合は再塗装が必要になる。

関連記事
【戸建住宅・店舗編】排気口による外壁の汚染発生事例と対策
【戸建住宅・店舗編】排気口による外壁の汚染発生事例と対策
建物を長く使い続けるためのメンテナンスの一環として、塗り替え工事をされる方は多いと思います。しかしながら外壁は、周辺環境の影響(排
続きを読む

Facebookコメント

記事カテゴリ

  • 塗装業界チャンネル
  • 営業活動レポート
  • 経営サポート
  • 塗装の現場から
  • 代表コラム
  • 製品紹介