濡れ色

工事・工法塗装 塗装の現場から 2022.07.12 (最終更新日:2024.01.05)

物に液体成分(水・シンナー)が染み込んだ時に色が濃く見える現象。
色が濃くなるのは、染み込んだ物質(水・シンナー・樹脂など)が光を吸収するためである。
水やシンナーなどの揮発成分が乾燥すると元の色味に戻るが、樹脂などの不揮発成分では、下地内部に残存するため濡れ色となる。
塗装では、透明な下塗材を施工する際、この濡れ色が残るくらい塗布することで機能が発揮できる目安となる。

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