「劣化症状・劣化要因」に一致する用語:102件
-
色褪せ
不具合劣化症状・劣化要因塗装 塗装の現場からエナメル塗膜(着色された塗膜)の樹脂成分(透明な層)が熱・水・紫外線によって劣化し分解されることで、白くボケて見えるようになる現象。顔料の劣化ではないため、色はそのままで鮮やかさがなくなる。
-
紫外線
劣化症状・劣化要因太陽光から照射される光に含まれている光の1種(低波長領域)。 高いエネルギー(410kj/mol)を持つため、紫外線が建材や塗膜に当たることによって樹脂や顔料などが劣化する要因となる。さらに紫外線が塗料内の白色顔料に当た […]
-
死膜
劣化症状・劣化要因工事・工法下地に対して「ひび割れ・膨れ・剥離など」の異常があり、下地の保護機能が失われている塗膜の状態のこと。 塗装工事では、死膜のケレン作業を行った後に塗装を行う。
-
錆
劣化症状・劣化要因金属が水・酸素と酸化反応を起こすことで生成する金属酸化物のこと。
-
光沢低下
不具合劣化症状・劣化要因塗料「艶引け」の同義語。 塗膜が屋外暴露されている状態において、紫外線・水(雨)・熱などの劣化因子によって塗膜表面の樹脂が分解し、緻密性が失われて艶が低下する現象のこと。塗膜劣化の初期症状に位置付けられる。 光沢が低下し、表 […]
-
近赤外線
劣化症状・劣化要因電磁波の一種。太陽光の中の熱線と呼ばれる波長域の光のこと。 近赤外線を照射すると物体が熱を帯びる性質を持ち、屋根や外壁の温度上昇の要因となる。近赤外線を効果的に反射する塗料として遮熱塗料が用いられる。
-
ブリード
不具合シーリング材劣化症状・劣化要因シーリング材などでは、使用している樹脂の柔軟性を長期間維持するため、可塑剤を配合しているものがある。この可塑剤が経年で徐々に分離し、表面に染み上がってきたり、接触している樹脂を含んだ塗膜などに移行する現象が発生する。この […]
-
チョーキングによる汚染
不具合劣化症状・劣化要因塗料外壁面や付帯部などで発生したチョーキングが降雨によって流され、外壁面の下部に積層し発生する汚染のこと。雨筋状など部分的に淡くムラが発生する。劣化のない健全な塗膜や他の建材の上に付着した場合に目立って見える。