冠瓦
屋根
2024.04.09
冠瓦とは、棟瓦の一種で、屋根面と屋根面がぶつかり合って山折りになる箇所(棟)に覆いかぶさっている瓦のこと。
棟から雨水が浸入するのを防いでいる。棟瓦そのものを冠瓦と呼ぶ場合もあり、瓦の連なる部分は桟と呼ばれている。冠瓦の形状から、丸桟冠瓦、角桟冠瓦と呼び分ける。通常は丸い形状をしているが、三角形や角形の物もあり、それらは特に三角冠瓦、箱冠瓦とそれぞれ呼ばれている。また、冠瓦には紐丸瓦・素丸瓦・丸桟雁振瓦・角桟雁振瓦・垂付雁振瓦・箱瓦・熨斗丸瓦・衾瓦などの種類がある。
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