浮きまだら
塗料
2024.06.26
(最終更新日:2024.07.08)
浮きまだらとは、塗料・塗装の不具合の1つで、塗装・乾燥後の塗膜表面の色がまだら模様やムラに仕上がること。
数種類の顔料を混ぜて調色した塗料で形成された塗膜が乾燥する過程で、各顔料の比重や濡れ性の違いにより分離することで、顔料の分散が不均一になり発生する。
浮きまだらが発生する原因は下記が挙げられる。
・塗料の移送における振動による顔料の浮き沈みを攪拌せずに塗装
・希釈材の添加量過多による過度な粘度低下による顔料の浮き沈み
・エアレスや刷毛など塗装方法の違いでの塗料にかかる力の違いによる顔料の浮き沈み
対策としては下記が挙げられる。
・仕様通りの希釈量で希釈を行う
・十分に攪拌してから直ちに塗装する
・仕様通りの塗装方法で行う
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