土間
建物部位
2024.06.26
(最終更新日:2024.06.27)
土間とは、床を張らずに土足で歩くことが可能な住宅内スペースのこと。
伝統的な日本家屋の多くは、玄関付近にあって、台所や作業場所、炊事のスペース、立ち話などの交流をはかる場として利用されていた。生活の洋風化・近代化によって、「土間」は住宅から消えつつあったが、屋内にありながら野外の特徴を備えていることから見直された。近年では、子供の遊び場所、自転車やアウトドアグッズの置場、日曜大工の作業スペースなど、使い勝手の良い「多目的空間」として注目され、住宅の新築やリノベーションの際に取り入れられている。
土間によく使われる下地はコンクリートやモルタルのため、夏場はひんやりと涼しいが、その反面、冬は寒くなるという特徴がある。
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