石綿含有建材の事前調査

安全対策工事・工法規格・法律 2022.08.09 (最終更新日:2024.04.16)

石綿含有建材の事前調査」とは、建築物や工作物などの解体や改修工事の際に、事前に対象範囲の石綿含有の有無を確認する調査のこと。調査結果によっては、飛散防止対策などが必要になる場合がある。
調査方法として、設計図書での確認や、目視、対象建材を採取し分析による調査などがある。

■有資格者による事前調査及び報告の2つのポイント

ポイント①「一般建築物石綿含有建材調査者」の資格取得

ステップ1 石綿作業主任者技能講習の修了

建築物石綿含有建材調査者の資格を取得する際は、受験資格として実務経験年数が必要となる。
この実務経験年数は、条件なしで受講できる「石綿作業主任者技能講習」を修了することで免除される。

建築物石綿含有建材調査者講習は内容の難易度が高いため、事前に石綿作業主任者技能講習を修了することで、理解しやすくなる。

ステップ2 一般建築物石綿含有建材調査者講習の受講

建築物石綿含有建材調査者の資格には3種類ありますが、「一般建築物石綿含有建材調査者」の資格取得を推奨。

ポイント②報告用アカウントの登録

調査後は、労働基準監督署・自治体への報告が必要となる。報告は、効率的なシステム(gBizID)の使用がおすすめ。

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