石綿含有建材の事前調査
「石綿含有建材の事前調査」とは、建築物や工作物などの解体や改修工事の際に、事前に対象範囲の石綿含有の有無を確認する調査のこと。調査結果によっては、飛散防止対策などが必要になる場合がある。
調査方法として、設計図書での確認や、目視、対象建材を採取し分析による調査などがある。
■有資格者による事前調査及び報告の2つのポイント
ポイント①「一般建築物石綿含有建材調査者」の資格取得
ステップ1 石綿作業主任者技能講習の修了
〇建築物石綿含有建材調査者の資格を取得する際は、受験資格として実務経験年数が必要となる。
この実務経験年数は、条件なしで受講できる「石綿作業主任者技能講習」を修了することで免除される。
〇建築物石綿含有建材調査者講習は内容の難易度が高いため、事前に石綿作業主任者技能講習を修了することで、理解しやすくなる。
ステップ2 一般建築物石綿含有建材調査者講習の受講
建築物石綿含有建材調査者の資格には3種類ありますが、「一般建築物石綿含有建材調査者」の資格取得を推奨。
ポイント②報告用アカウントの登録
調査後は、労働基準監督署・自治体への報告が必要となる。報告は、効率的なシステム(gBizID)の使用がおすすめ。
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