ワイヤー入りガラス
建物部位
2024.03.05
ワイヤー入りガラスとは、金網や金属線が入ったガラスのこと。
ワイヤー入りガラスの特徴としては、防火性・飛散防止性・防犯に優れている。火災の際に熱で割れても金網や金属線が破片をつなぎ止め、破片が飛び散ることを防ぐ。しかし、あくまで防火性・飛散防止性に優れたガラスなので、耐久性は普通のガラスとあまり大差はない。ガラス内部にワイヤーが入っているため、そのワイヤーに錆が発生し、錆の膨張でガラスがひび割れてしまう可能性がある。なお、建築基準法や消防法で定められている「防火地域」と「準防火地域」では、建物や施設の内容を問わず、ワイヤー入りガラスの導入が義務付けられている。
「網入りガラス」と同義語。
Facebookコメント