ブロッキング

不具合 2024.08.02 (最終更新日:2026.03.30)

ブロッキングとは、塗膜の粘着性によって他の面と接触した際にくっついてしまう塗装不具合のこと。工場ライン塗装で窯業系サイディングボードや平滑ボードを塗装後、積み重ねて放置することで荷重がかかり発生する。

発生するとどうなる?

ブロッキングが発生すると、以下のような不具合が現れる。

  • ボードを持ち上げると塗膜同士が接着している
  • 剥がした際に塗膜が剥離する
  • ムラや凹みが残る

原因

  • 強制乾燥の温度・時間が不足している
  • 乾燥後の冷却が不十分
  • 塗膜表面の粘着性や塗膜強度が不足している

防止策

  • 積み重ね時に離型紙やクッションを挟む
  • 最終塗装工程でブロッキング防止剤(球状微粒子)配合の塗料で仕上げ、塗膜面を点接触にする
  • 強度の高い塗膜を選択する

よくある質問(FAQ)

Q. ブロッキングはどんな現場で起きやすい? A. 窯業系サイディングボードや平滑ボードを工場ラインで塗装・積み重ねる際に起きやすい。乾燥不十分な状態での積み重ねが主な要因。

Q. ブロッキングと一般的な塗膜剥離の違いは? A. ブロッキングは積み重ねた面同士が粘着してから剥がれる不具合で、単なる剥離とは原因が異なる。乾燥・冷却管理の問題が起点となる点が特徴。

Q. ブロッキング防止剤とは何か? A. 塗膜表面に球状の微粒子を配合することで、接触面を点接触にして粘着を防ぐ成分のこと。最終仕上げ塗料に配合されている場合がある。

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