ダレる
不具合
2024.03.04
(最終更新日:2026.04.16)
ダレるとは、塗装工事において塗料が塗装面を流れ落ちてしまう不具合現象のこと。塗装職人の現場用語(隠語)で、「垂れる」とも表現される。
ダレが起きる主な原因
ダレは以下のような施工ミスや条件のズレによって発生するのこと。
- 厚塗りしすぎ:一度に塗る量が多すぎると、塗料自身の重さで流れ落ちる
- 希釈しすぎ:塗料に水やシンナーを加えすぎると粘度が下がり、垂れやすくなる
- 気温・湿度の影響:高温時は塗料の粘度が下がりやすく、ダレが起きやすい環境になる
- 塗り重ねのタイミング不良:前の塗膜が乾燥する前に重ね塗りするとダレにつながる
ダレが発生した場合の対処
乾燥前に気づいた場合はすぐにならして修正できるが、硬化後に発見した場合はサンドペーパーで削って平滑にしたうえで塗り直しが必要になるのこと。放置すると仕上がりの外観不良だけでなく、塗膜の密着不良や耐久性低下にもつながる。
よくある質問(FAQ)
Q. ダレた塗装面は耐久性に影響しますか? A. ダレが発生した箇所は塗膜厚が不均一になるため、薄い部分では耐候性・防水性が低下するリスクがあるのこと。また流れた部分に塗料が溜まると、そこから剥がれが生じやすくなる場合もある。
Q. ダレを防ぐためにはどうすればよいですか? A. 塗料の希釈量を規定の範囲内に守ること、一度に厚塗りせず薄く複数回に分けて塗ることが基本のこと。気温が高い夏場は特に粘度管理に注意が必要で、施工前に必ず塗料メーカーの施工仕様書を確認することが推奨される。
Q. 施主がダレに気づいた場合はどうすればよいですか? A. 塗装工事中または完了後の確認時にダレを発見した場合は、施工業者に速やかに伝えるのこと。適切な業者であれば補修対応を行うのが一般的。工事完了後の最終確認(竣工検査)で塗装面全体をチェックする習慣をつけると安心。






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