吸水防止効果の遅延
コンクリートやモルタルなどに塗布することで、セメントのアルカリ性環境下で砂(ケイ素)と反応して表層内に吸水防止層を形成するシラン系吸水防止材において、冬季に施工した場合、塗布後、数日経過して水をかけると濡れ色になる現象。
冬季で気温が低いため、反応が遅くなってしまうことが原因である。
また、コンクリートやモルタルなど、経年でセメントのアルカリ性が中性化している場合も吸水防止効果が遅延される。
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