カチオン系塗料の混入によるゲル化

塗料不具合塗装 塗装の現場から 2022.06.24 (最終更新日:2023.11.10)

ゲル化とは、塗料などが液状から固状又は準固状に変化する現象。例えば、カチオン(+)系下塗材で使用した洗い水・道具などから、一般の水系上塗材(-)に下塗材が混入することで安定性を失い樹脂通しが凝集してゲル(粒)が発生する。

ゲル化した塗料は、安定性が損なわれた樹脂が混在しているため廃棄する。ローラー刷毛は新品に変え、容器、撹拌機は十分に水洗いし、希釈水もきれいなものに変えてから、新品の塗料で作業をやり直す。

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