排気ダクト周辺の油汚染
調理の時に発生する油をダクトで屋外に排出する際、外壁面に油が付着し黒く汚染する現象のこと。
外壁面に油が染み込んでいるため、塗装工事前にパッチテストを行い、「油が染み込んだ箇所の洗浄方法」と「洗浄後の外壁材への下塗材の付着性」を確認する必要がある。
パッチテストで良好な付着性が確認された「洗浄方法」「下塗材」を使用して、弱溶剤系上塗材で塗装する。
注意点として、パッチテストで弱溶剤系下塗材が剥離した場合、外壁材の表層を削って下地調整を行う必要がある。また、水性系上塗材を使用した場合、弱溶剤下塗材に溶けあがってきた「油成分による水性上塗材のハジキ」が発生する可能性がある。
この用語の詳細情報は、下記原稿を参照ください。
https://aponline.jp/feature/study/1360/
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