超低汚染リファインの撹拌時に起きる粒状の不具合
劣化症状・劣化要因
2024.04.17
気温が比較的高い夏から秋を中心に「超低汚染リファインシリーズの撹拌直後に粒が発生した」という事例がある。粒の発生メカニズム・対策は下記の通りである。
粒の発生事例
塗料 | 超低汚染リファイン1000Si-IR |
施工時期 | 9月頃 |
症状 | A液にB液を入れ、撹拌直後で粒が発覚 |
粒形状 | 米粒大の大きさで指でつぶせる硬さ |
その他傾向 | 超低汚染リファインMF-IR・Si-IR、色に関係なく発生 |
粒の発生メカニズム・原因
対策
高温時にA液にB液を入れ、撹拌をせずに長時間放置すると粒が発生する。粒が発生した塗料は使用不可となるため、超低汚染リファインシリーズの注意点(混合比率A液:B液=15:1、電動撹拌機で撹拌)に加えて、塗装する直前にA液にB液を入れ、放置せず、すぐに電動撹拌機で2分以上の撹拌を行うこと。
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