隠ぺい率測定

試験 2024.04.09

隠ぺい率測定とは、JIS K5600によって定められている、淡彩色や低明度の塗料が下地をどの程度隠ぺいできるか確認するための試験のこと。
隠ぺい率を測定するためには、塗料の塗布量に合った厚みのアプリケータで塗布する。
なお、以下の2つの方法があり1つを選択する。
①黒と白の隠ぺい率試験紙に直接塗装する方法
②無色透明のポリエステルフィルムに塗装し、黒と白のガラス板上に固定する方法
乾燥後、隠ぺい率試験紙もしくはポリエステルフィルムの白および黒の箇所の4点以上から三刺激値(Y値)を測定し、その値から隠ぺい率を算出する。隠ぺい率(%)は、「(黒のY値/白のY値)×100」での算出する。
塗装技能士の試験で出題されることがある用語の一つである。

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