モルタル壁

建材外壁 2022.06.22 (最終更新日:2023.11.10)
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戸建て住宅などに使用されている外壁材の種類の一つ。
砂(細骨材)とセメントを主原料として水を練り混ぜて、木材・ラス網などの下地に塗り付ける外壁材のこと。 他の外壁材と比べて基本的に目地が無く、 鏝や吹付けによるデザイン性の高い仕上げができるが、職人にはそれに伴う経験値とスキルが求められる。モルタル表面の平滑性が確保しにくいことや意匠性を加味して、リシン・吹付タイル・スタッコ・ジョリパットなどの凹凸模様材が仕上げ材として施工されている。曲面へも施工ができるため仕上げ方に自由度が高いという特徴がある。

また、モルタル壁の塗り替え工事では、開口部周辺にモルタルの硬化収縮によるひび割れが発生している場合が多く、補修を含む塗装工事となる。

アステックペイント製品では、モルタル壁の塗り替えに下記の下塗材製品を使用できる。
チョーキングが発生している場合:エピテックフィラーAEⅡホワイトフィラーAⅡなど
・仕上材が激しく劣化している場合:エポパワーシーラー+エピテックフィラーAEⅡなど
旧塗膜がフッ素、無機の場合: プレミアムSSシーラープライマー 、エポプレミアムシーラープライマーJY
旧塗膜が光触媒の場合: プレミアムSSシーラープライマー(白のみ)・エポプレミアムシーラープライマーJY(白のみ)

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