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ノンブリードタイプのシーリング材

シーリング材 2022.05.23 (最終更新日：2023.11.10)

一般のシーリング材では、含有されている可塑剤が経年で表面に移行して、粘着性が出て埃などが付着し汚染（ブリード汚染）が発生する。この現象が起こりにくいシーリング材のことをノンブリードタイプと称している。
特にシーリング材の上に塗装を行う場合、可塑剤は徐々に塗料樹脂に移行する性質があり、塗膜に粘着が発生し汚れることで美感を損なったり、樹脂がもともと柔らかい弾性塗料では塗膜が流れ落ちる原因となることから、ノンブリードタイプのシーリング材が使用される。
ただし、ノンブリードタイプと言っても可塑剤がゼロではなく、極少量は含まれているため、経年で多少は汚れることもある。