微弾性フィラー
塗料
2022.04.18
(最終更新日:2024.10.01)
外壁に使用される下地調整材「フィラー」の一種。
微弾性フィラーは、JIS A 6909 建築用仕上塗材では「可とう形改修用仕上塗材」として位置付けられている。
付着性・充填性・可とう性を兼ね備えつつ、劣化し強度が低下した旧塗膜への凝集力(付着力)が適度に調節されていることから、改修用の下地調整材として広く利用されている。
水希釈で粘度を調整し、施工器具を選択することで、塗布量や仕上げの模様に変化をつけることができる。
微弾性フィラーは、プライマーやシーラーと違い、セメントやモルタルに浸透して固着する効果はないため、既存塗膜がない場合は、プライマーやシーラーで含浸固着したうえで、微弾性フィラーで下地調整を行う。
アステックペイントが販売する微弾性フィラーには以下の製品が挙げられる。
エピテックフィラーAEⅡ、ホワイトフィラーAⅡ
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