入隅

建物部位 2022.06.24 (最終更新日:2026.07.29)

入隅とは、壁と壁・壁と柱・壁と板など、2つの面が出会う内側のへこんだ隅の部分(凹部)のこと。反対に外側に出っ張った角の部分は「出隅(ですみ)」と呼ばれる。

建物の振動や地震などの影響でひび割れが発生しやすい場所であり、外壁の色を切り替える境界としても使われる。塗装工事では、入隅部分のコーキング(シーリング)の状態確認が重要なチェックポイントの一つになる。窯業系サイディングの外壁では、入隅部分に専用のコーナー役物を使う設計と、サイディング材同士を突き付けてコーキングで納める設計があり、後者の方がひび割れ・雨漏りのリスクが高くなる傾向がある。診断時には入隅のコーキングの硬化・破断状況を重点的に確認することが推奨される。

Q. 入隅と出隅、どちらがひび割れやすい? A. 入隅は力が集中しやすい構造のため、出隅よりひび割れが発生しやすい傾向がある。

Q. 外壁の色を2色使う場合、どこで切り替える? A. 入隅は色の切り替え境界として使われることが多く、自然な仕上がりになりやすい。

Q. 入隅のコーキングはどのくらいで劣化する? A. 使用材料や紫外線の当たり方によるが、一般的には10年前後で硬化・ひび割れが進みやすい。

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