色漆喰
建物部位
2024.06.26
(最終更新日:2024.06.27)
色漆喰とは漆喰と顔料を混ぜ合わせた着色漆喰のこと。
漆喰を含めた左官材を着色する際は基本的に顔料を使用する。顔料は耐候性が高い微細な粉末のため、漆喰内に分散することで着色している。
また、漆喰はPH12以上という強アルカリ性を示すため、使用する着色顔料には耐アルカリ性が必要である。
色漆喰は施工が難しく、色ムラになりやすい左官材である。原因としては、エフロレッセンスの発生や過剰な鏝押さえによる鏝跡ムラ、膜厚の違いや水引きスピードの違いによる乾燥ムラなどが挙げられる。そのため、通常の白色の漆喰が好まれる。
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