ささら
建物部位
2024.04.09
1.ささらとは、階段の踏み板を支える目的で設けられる板のこと。
一般的に階段にはささら桁階段と側桁階段の2種類があり、それぞれでささらの定義が少し異なる。ささら桁階段の場合、ささらは踏み板を支える稲妻状の板材のことを指し、横からささらや踏み板が見えるため、階段に高いデザイン性を付与することができる。側桁階段の場合、ささらは踏み板を挟み込むように支える板材のことを指し、横から踏み板が見えないためデザイン性は低いが高い耐久性を発揮する。
2.ささらとは、ドイツ壁を仕上げる際に用いられる道具のこと。竹や細い木などを束ねて作製される。ドイツ壁を仕上げる際には、練ったモルタルをささらに乗せ、施工面に飛ばしてぶつけることによって凹凸をつける。
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