水性塗膜への降雨の泡の発生
不具合塗料水性塗料の施工中の不具合現象の一つ。
乾燥直後の水性塗膜表面の界面活性剤が、降雨・結露などの水分によって流され、雨樋を通って排水桝・地面にたたきつけられなど空気が混入されることにより、石鹸の泡のように発泡する現象のこと。
塗膜形成後の界面活性剤は、塗膜表面では徐々に消失し、塗膜内部では樹脂に取り込まれるため、仕上がり(色や艶)や塗膜性能に影響を及ぼすことはない。
また、塗料に含まれる界面活性剤は、環境へ大きな影響を及ぼす有害物質ではないため、製品の危険性・有害性を示すSDSやGHSにもその影響を示すものは記載されていない。
こちらの用語の詳細情報は、下記原稿を参照ください。
Facebookコメント