エフロレッセンス
不具合
2022.04.18
(最終更新日:2024.10.02)
「エフロ」「白華」「はなたれ」と同義語。
エフロレッセンスは、屋根・外壁などの表面に白い汚染物(炭酸カルシウム)が発生する現象のこと。
窯業系サイディング・コンクリート・モルタル・カラーベストなどのセメントを含む建材でエフロレッセンスが発生する。
エフロレッセンスの発生要因としては、製造時に反応できなかったセメント中の未反応の余剰カルシウム成分が、ひび割れなどから浸入した雨水に溶け出し、建材表面で空気中の二酸化炭素と反応して、白い析出物となったものである。
エフロレッセンス自体はコンクリート強度に影響を及ぼすものではなく無害である。しかし、エフロレッセンスが発生している場合、浸入した水分によってコンクリートのアルカリ成分が流れ出ているため、コンクリートの中性化が進んでいる状態である。放置すると、コンクリート内部の鉄筋が錆び、構造強度の低下に繋がることが考えらる。また、美観を損ねる原因となる。
アステックペイント製品では、エフロレッセンスに対して下記の洗浄剤が使用できる。
ハッカトル(ミヤキ) など
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