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穿孔

塗装 2024.06.07 (最終更新日:2026.09.25)

穿孔(せんこう)とは、構造物や部材に穴をあけること、またはあけた穴そのもののこと。 完全に貫通させる場合だけでなく、一定の深さまで穴をあける場合も穿孔に含まれる。


建築・塗装現場で穿孔する主な目的

目的内容
コンクリートの浮き補修穴からエポキシ樹脂を注入し、浮いた部分を再接着する
タイル・モルタルの浮き補修ピンニング工法でアンカーピンを差し込むための下穴をあける
アンカーの設置構造補強や設備の取り付けに使う
配管・配線の引き回し壁や床に貫通穴をあける

外壁塗装だけの工事で穿孔することは少ないが、下地補修の工程で「タイルやモルタルの浮き」が見つかった場合は、エポキシ樹脂注入工法やピンニング工法のために穿孔が必要になる。


穿孔するときの注意点

穿孔で最も注意すべきなのは、鉄筋・電気配線管・給排水管などの埋設物に当たるリスクである。事前に次の確認を行う。

  • 設計図面・施工図で埋設物の位置を確認する
  • 電磁波レーダー探査などの非破壊検査を行う
  • 穿孔位置のマーキングと深さの管理を徹底する

穿孔後の穴は雨水の浸入口になりやすいため、シーリング材やエポキシ樹脂で確実にふさぐことも重要である。


よくある質問

Q. 穿孔・はつり・削孔の違いは何ですか?
はつりはコンクリートなどを広い範囲で削り取る作業、削孔はドリルで削って穴をあける作業です。穿孔は、あけた穴そのものも含む、より広い意味の言葉です。

Q. 穿孔前の非破壊検査は必須ですか?
法的な義務ではありませんが、強く推奨されます。鉄筋コンクリート造やプレストレストコンクリート造では、鉄筋やPC鋼材を傷つけたときの影響が大きいためです。

Q. 外壁塗装で穿孔が必要になるのはどんなときですか?
下地調査でタイルやモルタルの浮きが見つかり、エポキシ樹脂注入工法やピンニング工法で補修する場合です。

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