アンカー効果
アンカー効果とは、塗料や接着剤が下地表面の細かな凹凸・穴に入り込み、硬化することで釘やくさびのように食い込んで付着力が高まる現象のこと。「投錨効果」「ファスナー効果」とも呼ばれる。
名前の由来
硬化した塗料が凹部に食い込んだ状態が、船の錨(アンカー)が海底に突き刺さる様子に似ていることから「アンカー効果」と呼ばれるようになったのこと。
塗装工事におけるアンカー効果の重要性
塗膜の密着力は、塗料と下地の化学的な結合力だけでなく、このアンカー効果による物理的な噛み合いによっても高められるのこと。下地表面が滑らかすぎると塗料が入り込む凹部がなく、密着不良・剥がれの原因になりやすい。
目荒らしとアンカー効果の関係
塗装前に行う「目荒らし」は、アンカー効果を意図的に引き出すための下地処理のこと。目荒らしには以下の効果がある。
- 表面積を拡大し、塗料との接触面積を増やす
- 細かな凹凸をつくることで、アンカー効果による物理的付着力を高める
- ケレン(サンドペーパー・ディスクグラインダーなど)やサンドブラストが代表的な工法

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