下塗材

塗料 2022.04.18 (最終更新日:2023.11.09)

塗装工事において、塗装の最初の工程で使用する塗料のこと。
「シーラー」、「フィラー」、「プライマー」などの種類がある。
下塗材には下記の役割がある。
①下地と上塗材の付着を高める
②下地の吸い込みを抑えてあり上塗材のムラを抑える
③下地表層の脆弱部を固める
下塗材には「透明タイプ」「色付きタイプ」があり、それぞれ次のような特徴を持っている。
●透明タイプ
顔料を使用していないため、溶剤系の場合は下地への浸透性が高いのが特徴です。特に下地表面の劣化が進行している屋根材などは透明タイプを使うことが多いため、遮熱性・下地の隠ぺい性は持ち合わせていない。
なお水系の場合は、樹脂が粒のため浸透性は劣る。
●色付きタイプ
顔料が入っているため透明タイプよりも浸透性が低いのが特徴。しかし、白系を用いることで遮熱効果を高め、また濃い色味の下地を淡色に仕上げる場合の隠ぺい性に寄与する効果がある。

Facebookコメント

記事カテゴリ

  • 塗装業界チャンネル
  • 営業活動レポート
  • 経営サポート
  • 塗装の現場から
  • 代表コラム
  • 製品紹介