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プライマー

塗料 2022.04.18 (最終更新日:2026.09.25)

プライマーとは、下地と上塗り材の密着を高めるために最初に塗る下塗り材のこと。 下地と塗膜をつなぐ「接着剤」の役割を持ち、塗膜の剥がれを防ぐために欠かせない。


プライマーの3つの役割

  • 密着性の確保:下地と上塗り塗料の接着力を高める。
  • 塗膜剥離の防止:塗膜が浮いたり剥がれたりするのを防ぐ。
  • 下地からの悪影響の防止:錆、アク、可塑剤などが上塗りに悪影響を与えるのを抑える。

プライマーの主な種類

種類主な用途
防錆プライマー(錆止め)鉄部の錆の発生を抑える
浸透性プライマー劣化したモルタルやコンクリートに浸透して固める
可塑剤移行防止プライマーシーリング材の可塑剤が塗膜に移ってベタつくのを防ぐ
変性エポキシ樹脂プライマー金属や旧塗膜など、幅広い下地に密着する
シーリング用プライマーシーリング材と目地の密着を高める

プライマー・シーラー・フィラーの違い

下塗り材主な役割
プライマー下地と上塗りを密着させる(金属や非吸収面にも使う)
シーラー吸い込みの激しい下地に浸透し、吸い込みを抑えて密着させる
フィラー凹凸やひび割れを埋めて、下地を平滑にする

現場ではプライマーとシーラーが同じ意味で使われることも多いが、厳密には、シーラーは吸い込みの多い下地向け、プライマーは金属を含む幅広い下地向けと使い分けられる。


プライマーの選び方

プライマーは、下地の素材・劣化状態・上塗り塗料との相性の3点で選ぶ。鉄部なら防錆プライマー、傷んだモルタルなら浸透性プライマー、シーリングの上に塗るなら可塑剤移行防止プライマーが基本になる。上塗り塗料のメーカーが指定するプライマーを使うことが、不具合を防ぐ確実な方法である。


よくある質問

Q. プライマーを省略するとどうなりますか?
上塗り塗料が下地に密着せず、早い段階で塗膜の剥がれや膨れが起こる原因になります。

Q. プライマーは何回塗りますか?
通常は1回です。下地の吸い込みが激しい場合は、吸い込みが止まるまで重ねて塗ることがあります。

Q. プライマーとサーフェーサーの違いは何ですか?
プライマーは密着性を高める下塗り材、サーフェーサーは下地の小さな凹凸を埋めて表面を整える中間の下地材です。

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